PVxTDSWでVJ
Kiyoさんと再度コラボさせていただき、自分にとっては非常に大きな舞台でVJさせていただきました。
反省点が多かったのでふりかえり。
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製作の背景
テーマ
Kiyoさんの曲がどうなるかは直前まで分からないけど、drone ambientという枠組は大きく変わらないと想定し、以下のようなテーマでネタ作りをスタート。
技術的なトライアル
3月からHoudiniの勉強を少しずつ始めていたので、Houdini様に大活躍してもらおうと画策。
勉強不足でだいぶ苦労しました。苦労した点は後述。
製作時のふりかえり
UE4からのインポート
こちらを参考にして試してみました。
割と素直に出来たのですが、landscapeやfoliageで生やした草は上手く持ってこれなかった。あくまでレベルに配置したObjectだけ。
UE4のアセットが使えるのは強いが、権利関係がグレー(アウトな気もする)。
このへんがUE4で作って持ってきたシーン
最終的に、ツミキルーム先生の記事を参考に点群化して使いました。
枯山水の製作
枯山水の庭園をHoudiniで作ろうとトライしてみた。しかし、力不足で良い感じの絵が作れず。
完全に見切り発車で時間を溶かすことになりました。
躓いたのはだいたい以下。
- 線や円だけでは良い感じにならず
- 砂や石の質感を導入するのは知識不足でできず
- 線を揺らしたりすると重くなってTDで動かず
現状では、Houdiniでどんな絵を作るとTouchDesignerでリアルタイムに格好良く動かせるか、という塩梅がぜんぜん分かってないという感じでした。
大先生のWSが無かったらもっとボロボロだった気がする。。
(とても参考になりました!)
最終的にはParticleをLine上に這わせたものをAlembicでまるっとそのまま動かす感じに。
今回のお気に入り。
— Shampagne (@Shampedelica) 2021年9月21日
もともとは枯山水を作りたかった。 pic.twitter.com/MVQXnEtv8O
アウトプットのふりかえり
けっこう致命的ですが、以下の2点を大反省してみる。
- 動きが少ない
- シーンが少ない
- 色がない
ambientだから、とか、取り込みやすい音が無いから、というのを言い訳に、動きが少なくて物足りない映像になってしまいました。 それでももっとシーンが多ければ観ていて飽きないのかもですが、ネタ不足でそれもできず。猛省。
では、今後どうするかといえば、シーンを増やせるようにするよりは、以下のようなコクのある絵作りをできるようになっていきたい所存です。
- 長い時間観ていて飽きないシーン
- ambientに合うダイナミックな動き、ambientでaudio reactiveできないか
あと、これまた言い訳的に「水墨画風」で逃げてしまったのですが、色を使うのがダメすぎるので、真面目に取り組まないといかんな、と思った。
次回Kiyoさんと演るときまでに、レベルアップしたいです。
KPT的なまとめ
Keep
- houdiniの勉強を継続する
Problem
- houdiniとTouchDesignerをうまく連携できない
- ambientに合うコクのある絵が作れない
Try
- 履修する https://tdsw20201004.peatix.com/view
- ambientに合う映像を模索する
- 色について初歩から勉強する
さいごに
ライブを視聴してくださった皆様、
ライブを実現してくださったToruさん、TDSWとHuzeの皆様、
共演してくださった皆様、
ありがとうございます!