なるように、なる

徒然なつぶやき、備忘録です。

今年もTidalCyclesの環境構築にハマった(Windows版 TidalCycles インストール手順メモ)

新しいPCに移行する際に、嫌な予感がしたのでTidalCyclesの環境構築を1番最後にしました。
その予感は見事に的中し、入れたり消したり右往左往しながら音が鳴るまでに3日かかりました。

2022年9月版のインストール成功手順、残しておきます。

環境

手順

chocolateyからは正常にインストールできない。
潔く手動で個別にインストールする。

GitとVSCode

もともとインストールしていたのでメモありません。
よしなにインストールしてください。

SuperCollider

以下から最新版のインストーラをダウンロードしてたたく。
https://supercollider.github.io/downloads

SC3プラグイン

以下から最新版をダウンロードする。
https://supercollider.github.io/sc3-plugins/

SuperColliderのエディタで以下をたたき、表示されたディレクトリに展開する。

Platform.userExtensionDir

SuperDirt

SuperColliderのエディタで以下をたたく。

Quarks.checkForUpdates(); Quarks.install("SuperDirt", "v1.7.2")

このバージョン、TidalCyclesによって下限が決まっているらしいです。
古いインストール記事を参考にするとハマります。

どのバージョン以上ならよいかは、TidalCyclesを動かした際にコンソールに表示されます。

tidal> Waiting for SuperDirt (v.1.7.2 or higher)..

Haskell platform, TidalCycles

以下から最新版(といっても2019年だけど)をダウンロードし、setup.exeをたたく。
https://downloads.haskell.org/~platform/

続いてコンソールを立ち上げて、以下のコマンドを実行する。

cabal update

つづいて、コンフィグを修正する必要がある。
https://forum.toplap.org/t/trouble-launching-tidal-in-atom/678/3

以下のコマンドでコンフィグファイルのパスを取得する。

cabal user-config init

以下みたいなパスでした。

C:\Users\user_name\AppData\Roaming\cabal\config

このファイルの末尾に以下を追加する。
ファイルパスにバージョンを含んでいるので、違う場合は変更する。

extra-prog-path: C:\Program Files\Haskell Platform\8.6.5\msys\usr\bin
extra-lib-dirs: C:\Program Files\Haskell Platform\8.6.5\mingw\lib
extra-include-dirs: C:\Program Files\Haskell Platform\8.6.5\mingw\include

ようやくTidalCyclesのインストール。

cabal install tidal

VSCodeにghciのパスを追加

qiita.com

Tidalcycles: Ghci Path に以下を設定する。

C:\Program Files\Haskell Platform\8.6.5\bin\ghci.exe

これでぼくは音が鳴りました。

めでたしめでたし